ウェットシェービング
■はじめに
ウエットシェービングで目覚める
シェービングブラシで塗り広げた石鹸の泡に、切れ味鋭いカミソリを直接肌に当て、ひげだけを剃り落とす。
刃物を使っているという緊張感は、知らず知らずのうちに朝のアタマを目覚めさせ、シャキッと気合を入れてくれる。
この瞬間こそが、クラシックシェービングでしか味わえない醍醐味です。
ウェットシェービングが男をきれいにする
水や石鹸を使い、カミソリで行うクラシックシェービングには、ひげを剃るだけでなく、肌の汚れや古い角質を取り除き、新陳代謝を助ける効果があります。
だから、剃った後の爽快感がまるで違います。 スベスベで、しっとりで、すっきり。クラシックシェービングは、男の肌を美しくするものであるのです。 |
カミソリは剃る。電気カミソリは刈る
カミソリでのシェービングは、刃が直接ヒゲを根元から剃り落とす。それに対し、
電気カミソリを使うドライシェービングはメッシュ状の金属板(外刃)を介して、芝刈り機のようにひげを刈り剃る。 外刃の厚み分だけヒゲが残るようにできているわけです。それにもかかわらず深剃りしようとすると、肌を外刃で引掻くことになり、 てきめんにカミソリ負けや肌荒れを引き起こします。 電気カミソリでのシェービングは、あくまでも簡易版と割り切ったほうがよいです。 |
ブラシが肌のコンディションづくりに効く
シェービングブラシを使ったクラシックシェービングを続けていると、だんだん肌の状態が良くなってくる。
その理由は、シェービングブラシのマッサージ効果で、血行が促進され、新陳代謝がよくなるからです。
清潔感があふれる健康的な素肌を目指すなら、シェービングブラシを使ったクラシックシェービングにかぎります。
■用意するもの
蒸しタオル
ヒゲを剃る前に蒸しタオルを数分顔にあてます。これをすることにより、ヒゲが水分を含み、膨張し軟らかくなります。
そして毛穴の中の古い角質や汚れが肌の上に浮かび上がってきます。 ※バスルームでシャワーを浴びながらであれば必要はありません。 |
シェービングホルダー
70グラムから110グラムほどの重みのあるシェービングホルダーをお勧めします。
軽いものであれば、より深剃りするために自分の力を使ってヒゲを剃り落とそうとしてしまいます。 折角、蒸しタオルやシェービングブラシを使って角質や汚れを浮かび上がらせたのが無駄になってしまいます。 重みがあれば自然に肌の上を滑らせるだけで、深剃りすることができます。同時に、ヒゲと汚れを剃り落とせます。 |
替刃
目安としては7日から10日に1回替えてください。 折角良いホルダーを使っていても、刃が古ければその分自然と力を入れて剃り落とそうとしてしまいます。 切れ味の落ちた刃をいつまでも使っていると肌荒れの原因にもなります。 |
シェービングソープ
専用のシェービングソープでも市販のものでもかまいません。
石けんの泡は軟らかく、きめ細かく、ホイップクリームのような泡が出来上がります。 ※カミソリ倶楽部にて取り扱っているカテキン石鹸は肌に馴染み易く、肌荒れを防ぐ効果があります。 |
シェービングブラシ
カミソリ倶楽部で使用しているのは天然100%のアナグマ毛のみです。 アナグマの毛は油がたっぷり含まれているので、1本1本の毛先がシャープでこしがしっかりしています。 そのため、毛穴の中まで毛先が入り込み、汚れや古い角質を更にかき出します。 また、手では作ることの出来ない、たっぷりした泡が簡単に作ることが出来ます。 個人差はございますが、通常平均ご使用期間は3〜7年となります。最長では20年以上ご利用いただいている方もいらっしゃいます。 |
ローション
たっぷりとローションを顔中満遍なくたっぷりとつけてください。剃った後は特に保湿が必要です。
肌を保護し肌荒れを防ぐためにも、アフターシェーブローションや乳液はかかせません。 すり込むのではなく、下から上に向かって軽くたたくようにつけるのがコツです。 |
■ウェットシェービングのポイント
ウェットシェービングは心にゆとりを与えるまさに男だけの美学!まずは下記の3項目を理解しておいてください。
1.ヒゲは夜より朝に剃るのが正解
ヒゲは午前6時〜10時に最も伸びるので、朝に剃るのが最も最適です。また、朝は肌にハリがあるので剃り易い時間です。
2.軽いカミソリは使わない
プラスチックの軽いカミソリだと、手元が安定せず、肌を傷めてしまうことが多くあります。カミソリには下に滑るための適度な重量が必要です。
3.下準備の出来が仕上がりを決める
寝ている間に分泌されて付着した老廃物や脂肪を落とすために、必ず洗顔を行って下さい。ヒゲは水分を含むと太く柔らかくなり、剃り易くなります。
■ウェットシェービングの手順
1:洗顔をする
ヒゲを柔らかくするために、ぬるま湯で念入りに洗顔をする。ヒゲは水分を十分に含むと柔らかくなり、剃り易くなります。お湯なら更に効果的です。 |
2:シェービングブラシで泡立てた石鹸を顔に塗る
マグカップまたは手の平の上で、石鹸をぬるま湯で溶き、シェービングブラシを使って泡立てます。たっぷりの泡が出来たら、
8の字を描くように丹念に泡を顔にすり込みます。 これによって皮膚の新陳代謝をアップするだけでなく、皮膚の汚れを落とし、ヒゲを柔らかくします。 |
3:ヒゲの生えている方向にカミソリを滑らす
ヒゲが生えている方向にカミソリを滑らせます。逆目に刃を当てるとかみそり負けするので要注意。
まずはじめのひと剃りは、ヒゲが柔らかく、肌も比較的丈夫な頬やもみ上げ周辺から剃るのがセオリーです。
じきにアゴ、鼻の下、フェイスライン等の硬いヒゲも剃り易い状態になってきます。
※剃り残しがあった場合
もし剃り残しがあった場合は、ここで初めて逆剃りを行います。
その際に注意すべき点は、必ずカミソリを持った利き手と反対の手で皮膚を中央に引っ張り、毛を表面に露出させて下さい。
逆剃りは肌に負担をかけるので、出来るだけ刃と皮膚が触れ合う面積を少なくするよう心がけてください。
4:洗顔し、乳液をすり込む
肌、毛穴の引き締め効果のために、出来れば少し冷たい水で洗顔して下さい。 ヒゲ剃り後の肌はpHバランスが崩れ、皮脂が奪い去られた状態になっています。 乳液やローションで手入れをしましょう。敏感肌の方は刺激の少ないアルコールフリーのものをご使用下さい。 |
■動画で見るウェットシェービング
素敵な朝の迎え方 - ウェットシェービングのご提案 -
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資料提供:カミソリ倶楽部